15`03/30(月) -22:21- 先日、PS2「ドラゴンクエスト[ 空と海と大地と呪われし姫君」をクリアしました。
普通のRPGが遊びたくて、定番中の定番であるドラクエを遊びました。 当時、購入して弟に貸し、その後タイミングが合わずに遊び損ねていたドラクエ8です。 結論から言うと、普通にドラクエでしたね、もちろん良い意味で(^∀^; Zなんかと違い、簡単にレベル99に出来ないのが、ドラクエらしくて好かった(笑) 最初にラスボスを倒した時には、主人公の出自などが不明なままだったのでもやっとしましたが、クリア後に真のシナリオ、及びエンディングがあったので、結果的にストーリィも良かった。 バランスも良いし完成度も高いし、IX(▲)やXが期間限定品である事を考えると、今遊べる正規ナンバリングタイトルとしては、最高のドラクエと言えるでしょう。 まぁ、特別奇抜な個性がない分、皆大好きだけれど決して一番好きなドラクエとは言わない、そんな作品かも知れませんが(^Д^; 個人的には、2点ほど気になりました。 1つは、下手くそなTPSです(^^; 今までのシリーズでは、TPSはTPSでもいわゆるトップビューと言うやつだったので、キャラクターの背後から見た視点でのTPSは初めての試みでした。 つまり、スタッフにノウハウがなかったのでしょう。 その所為だと思うのですが、視点変更が移動でキャンセルされてしまい、周りが見づらかったです。 町中やダンジョンはまだマシですが、広大なフィールドは全景が把握しづらく、世界を隅々まで調べたい自分にとっては、苦痛でしたね。 それに、右スティックでの視点移動が上下左右反転仕様で、それを任意で設定する事が出来ませんでした。 他にも、メッセージスピードの変更が不可能でした。 メッセージスピードそのものは適切なものだったと思いますが、個々人で感じ方は違います。 ですから、今までのシリーズではユーザーフレンドリーを留意して、色々と設定が弄れました。 今作にそれがないのは、制作に某レベル5が加わった所為でしょうか(^^; もう1つは、実に個人的な事情によるものですが、先にIXを遊んだ所為でちょっと物足りなかったです(^^; それと言うのも、当時は[未プレイだったので気付かなかったのですが、IXは[の正統進化版だったんですね。 据え置き機から携帯機になった事でスペックダウンはしているものの、TPSが旧来のトップビューになった事は、むしろ遊びやすくて良かった点だし(^^; 唯一劣っている点があるとすれば、[はキャラクターの表情が豊かなのが好かったので、グラフィックだけですね。 システム的には、完全な上位互換。 [では、キャラ固定で職業、転職もないので、各キャラに割り当てられたスキルや特技、魔法しか覚えられませんし、装備も各キャラごとに決まっています。 しかしIXでは、私の大好きなキャラメイキングで主人公、仲間を自作出来て、各職業ごとにレベルがあり、1つの職業をレベル99まで上げても他に転職してレベル1から上げ直せるし、レベル99をレベル1に転生させる事も出来る。 そうしてスキルポイントを稼いで、各種スキルを極めて行けるし、職業ごとにスキル、特技、魔法、装備が変わるから、キャラごとに固定ではなく自由です。 4人全員をバトルマスターにして、物理で波状攻撃と言った極端な構成も出来る訳です。 まぁ、その分手間も掛かるから、IXのプレイ時間はかなり長くなりました(^^; それでも、この自由度の高さは、キャラカスタマイズが楽しいゲームが大好きな自分には堪りません(^∀^) とは言え、[が先でIXが後発なんだから、[が悪い訳ではないし、IXはすでにDLCやすれ違い通信の要素を満たせないので、今から遊ぶ場合100%は楽しめません。 物足りなさは感じつつも、やはり今から遊べるドラクエとしては、ドラクエ8が最高峰だと思います。 と言う事で、ある意味で正規ナンバリングタイトルとしては最新作とも言えるドラクエ8(^^; 文句なしに、是非にとおすすめヽ(^∀^)ノ 今回、一部の隠しボスを除けば、「めいれいさせろ」を使わないAI戦闘だけで戦い抜く事が出来ました。 つまり、難易度は低め。 その意味でも、より万人向けの名作だと思います。 しかし、メモリーカード方式と言い非ネット依存環境と言い、ゲーム機としてはPS2が最高なんじゃないかな? 多分、PS4専売タイトルなんかより、PS2のゲームの方が面白いよ、絶対。 まぁ、個人的にはGCの方が最高なんだけれど、あんまりソフトの数がないんだよねぇ(^^; 所詮、ゲームはハードではなくソフトだから、タイトル数的にもPS2が最強、かな?(^∀^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
15`03/15(日) -00:09- 先日、Xbox 360「Fallout3」をクリアしました。
と言う事で、“「ソーサリアンオンライン(SO)」みたいなゲーム(オープンワールドのTPSRPG)”を求める旅、第4弾。 (「MASS EFFECT(▲)」、「ドラゴンズドグマ(▲)」、「TWO WORLDS U(▲)」) まぁ、ファンタジーじゃないから似ても似つかないんですけれども、結果的には一番近かったかも知れないし、一番面白かったです(^∀^) まず世界観ですが、実は北斗の拳みたいな普通の核戦争後ではありません。 1950年代かな? その頃の“古き良きアメリカ”のまま時代が過ぎて、一部ロボット技術などだけが発展した架空の2077年に、核戦争が起きて世界が滅び200年が経過した2277年、と言う変化球です(^^; ですから、過去の遺物は“古き良きアメリカ”チックなデザインで、ロボットなども“昔の人が思い描いた未来”っぽいレトロデザインです。 この辺のナンセンス具合や、ブラックユーモア溢れる感覚がシュールで、決してシリアス調ではないんですよね。 そこが好きです(^∀^) その上で、ヒャッハ〜たちや、放射能の影響によりゾンビそっくりの容姿になってしまったグールと呼ばれる人々や、知能は低いが強靭で巨大な体躯を誇るスーパーミュータントなどが闊歩している、暴力の世界です。 そこで、人々を救う善人としても、世に満ちる暴力に身を委ね自らもそれを振るう悪人としても振る舞える、高い自由度があります。 個人的に、一番良かった点はゲームシステムだと思います。 基本はFPSのアクションシューティングなんですが、もちろん自分はTPSに変更して遊びました。 でないと、酔って楽しむどころではありません(^^; で、アクションシューティングなんですが、オリジナルのV.A.T.S.と言うシステムがあり、それを起動するとまず時間が止まります。 その状態で、視界内の敵をターゲットに捉えて、体だけでなく頭や腕などを狙う部位攻撃が選択出来ます。 この攻撃には命中率が関係して来るので必ず命中する訳ではありませんが、自前で照準を合わせなくても攻撃が出来る訳です。 ですから、特にアクションシューティングが得意でなくても、安心して戦えます。 アクションポイント(AP)分しか攻撃出来ず、減ったAPの回復には時間が掛かりますから、複数の敵と戦う場合など、V.A.T.S.だけでは済まなかったりもしますけれどね(^^; ですが、V.A.T.S.で時間が止められる事で忙しくないし、AP回復中は身を隠すなどして時間を稼ぎ、V.A.T.S.での戦闘を駆使するならば、FFのアクティブ・タイム・バトルみたいなコマンド選択式っぽいかも? この、似非アクションRPG的な所が、SOに似ていない事もなくて好き(^Д^; 一番ハマった要因は、キャラクターメイキングとカスタマイズが面白かったからだと思います。 洋ゲーだからでしょうが、名前に日本語は使えませんでしたが、性別、人種、顔や髪形をそこそこ細かく弄れて、身長や体型は弄れないものの、結構パッと見が違うキャラクターが作れます。 まぁ、全身を覆うパワーアーマーを装備しちゃうと、見た目は一緒だけれど(^^; Skills(スキル・他のゲームで言う能力値)とPerks(パークス・他のゲームで言うスキル)の種類が豊富で、成長のさせ方でかなり違うキャラへとカスタマイズ出来ます。 自分は、1人目のEngIel(♀/善良)が探索、交渉特化型で、ハッキングもピッキングも完璧で、スピーチ成功により色々ショートカットしてクエストをクリアしちゃいました。 反面、戦闘力は低め(^^; 2人目のPalamedes(♀/中立)は重火器、爆発物特化型で、特に長距離戦闘が得意。 反面、探索は苦手で、力で解決(^Д^; 3人目のMasamune(♂/凶悪)は隠密、近接戦闘特化型で、背後からの不意打ちが得意w 手先も器用でピッキングはお手の物だが、反面コンピューターに疎く電子制御の物はお手上げ。 近接戦闘特化型なので、天井に配置されているタレットが天敵ww と言った具合に、個性の違うキャラを作って育てるのが楽しかった(^∀^) 今回のプレイで、自分はキャラメイキング、カスタマイズが充実したゲームが好きなんだな、と実感。 SOを探す旅の中でも、特に「MASS EFFECT」と「Fallout3」にハマったのは、そこいらが最大の要因なんだな、と思いました。 「ドラゴンズドグマ」は、メイキングは随一だったんですが、1キャラで全てのクラスがプレイ可能だった事で、2人目以降を作る意義が薄かったんですよね。 アクションRPGとして考えれば「ドラゴンズドグマ」が一番完成度高いと思っていますが、好みからはズレているんですよねぇ。 で、ここまで大絶賛の「Fallout3」なんですが、嫌いな部分もありました。 それは、とにかく世界が広すぎる、と言う事です。 オープンワールドなのだから当然と言えば当然なんですが、1周目をクリアした時点でワールドマップの1/3程度しか回っていないんですよね。 まぁ、1キャラで全て回るまでプレイしても良いんでしょうが、すでにレベル上限に達しているし、善/中立/悪と3属性あるし、って事で、残りは他のキャラで回る事に。 しかし、3キャラ目が上限レベルに達した時点でも、まだ半分回れたかどうか…… その広大なワールドマップの隅々まで、クエストがあったりレアアイテムがあったりするならまだしも、実績のネタバレですでにクエストは全てクリア済みだと判っているし(^^; しかも、ワールドマップにロケーションとして登録されるのとは別に、詳細マップの方でなければ確認出来ないダンジョン、下水道やらオフィスやらが数限りなく存在します。 その上、洋ゲーだからでしょうか、オートマッピングされた場所が消えたりもするし、完全に隅々まで歩き回るなんて苦行すぎますよ(^Д^; 自分は、無印(DLCなし)だけでお腹いっぱいなんですが、その気になれば追加コンテンツがいくつもあります。 レベル上限の開放なんかもあるんですが、3周遊んでみた限り、無印のレベル20で充分だと思いました。 レベル20の段階で、各キャラの得意能力は上限の100に達しています。 開放しても長所はそれ以上伸びず、短所をフォローしてよりオールマイティなキャラに出来得るだけです。 その反面、新たな敵キャラなどが増えていますから、相対的にはむしろ苦戦するんじゃないでしょうか。 自分の場合、ネット未接続HDDなしなので無印しか遊べませんが、もし追加コンテンツを適用して遊ぼうと思っている人がいるならば、1周目はそのままで遊びゲームに慣れた方が良いんじゃないでしょうか。 今回の事で、俺はオープンワールドは嫌いだな、と認識しました(^^; SOを求めているからオープンワールドになっちゃいますけれど、やっぱりDQとかFFみたいな普通のRPGのワールドマップの方が好いですね。 せっかく苦労して一見行けそうもない場所なんかに到達出来たら、何かしらのご褒美が欲しいです(^∀^; ただただその方がリアルだからと、無意味に細部まで作っただけのオープンワールドは、わずらわしいだけですわw とは言え、「Fallout3」は滅茶苦茶ハマるほど面白かったから全力でおすすめ出来るし、これからもオープンワールドTPSRPGは遊ぶつもりです。 特に、基本はFPSで一応TPS視点があるだけだからと敬遠していた、オープンワールドRPGの代名詞である「オブリビオン」と「スカイリム」はやってみたいですね。 「オブリビオン」のスタッフが作ったのが、「Fallout3」だそうなので。 でも、しばらくはオープンワールドから離れたいので、次は普通のRPGを遊びますヽ(`Д´)ノ (ブログの方に頂いたコメント(▲))
15`03/09(月) -00:06- DVD-BOXを購入して、「アンダー・ザ・ドーム シーズン1」を観ました。
この作品は、謎のドームに閉じ込められると言う、不可思議な要素の元に描かれる群像劇です。 ミステリアスなドームの設定と言い、群像劇で描かれる人々の狂騒と言い、実にスティーヴン・キング作品らしい面白さがあります。 「デッド・ゾーン」や「ヘイヴン(シーズン1(▲)、2(▲)、3(▲))」の様な1話完結ものではなく、シーズン通してメインはドームの謎だけです。 場合によっては、他のスティーヴン・キング作品同様映画でもやれたかも知れませんし、「イット」みたいに前後編のドラマ(日本放映時)扱いでもやれたかも。 それを、あえてシーズン分けした連続ドラマで作成した事で、群像劇としての人間ドラマは深まっています。 最初は、閉じ込められた混乱だけでしたが、燃料や食料の問題などが表面化して行き、不安から暴徒化、無秩序化して行く狂騒ぶりが、人間の本性に迫る様で惹き込まれます。 脚本もそうですが、やはり役者が良いんでしょうね。 ただ、ドームありきの物語ではあるので、あまり引き伸ばされても困ります。 当然、シーズン1と言うくらいですから今回は完結せずに、良いところで終わってしまいますが、幸い、この3月にシーズン2が発売されます。 だから、待たされずに続きは観られそうですが、出来ればシーズン2で完結して頂きたいですね。 (……この夏に、シーズン3の放送が決まっているそうですorz) それから、同じスティーヴン・キング原作作品の連続ドラマとして、「ヘイヴン」との商品仕様の違いについてひと言。 「ヘイヴン」は、1シーズン全13話を2BOXに分け、1BOXが1万円弱。 「アンダー・ザ・ドーム」は、1シーズン全13話を1BOXで1万円弱。 さらに、シーズン2発売に合わせて、シーズン1の廉価版BOX(5千円弱)も発売。 「ヘイヴン」には吹き替えがなく特典映像もないが、「アンダー・ザ・ドーム」には吹き替えも特典映像もある。 しかも、未使用シーンの様な軽めのものから、メイキング、インタビューの様ながっつりしたもの、NG集の様な楽しいものまで種類、量ともに豊富。 ……何、この差(^^; 言うても、「アンダー・ザ・ドーム」が特別な訳ではなく、「ヘイヴン」がおかしいんですけれどね(^Д^; しかし、パラマウントは素晴らしい、角川はクソヽ(`Д´)ノ と言う事で、内容も商品仕様も素晴らしいので、素直におすすめ(^∀^; もちろん、変に引き伸ばし過ぎて、途中から失速する可能性はあるのですが、シーズン1の時点では確実に面白いです。 個人的な嗜好としては「ヘイヴン」の方が好みではあるのですが、人にすすめるなら「アンダー・ザ・ドーム」の方が上ですね。 おかんには、吹き替えがないから「ヘイヴン」は観せていないけれど、「アンダー・ザ・ドーム」は観せていますもん(^^;
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